YouTubeで「再生履歴がオフになっています」というメッセージが表示されることがあります。
当記事では、そのメッセージが表示される原因と、それを消す方法について解説しています。
「再生履歴がオフになっています」の原因
![「再生履歴がオフになっています」の原因](https://webcovering.com/wp-content/uploads/2023/12/YouTube-1-1-1024x576.png)
「再生履歴がオフになっています」と出る原因はYouTubeの仕様が変更されたからです。
YouTubeの担当者より2023年8月2日に投稿されたブログで以下の記載があります。
Starting today, if you have YouTube watch history off and have no significant prior watch history, features that require watch history to provide video recommendations will be disabled – like your YouTube home feed. This means that starting today, your home feed may look a lot different: you’ll be able to see the search bar and the left-hand guide menu, with no feed of recommended videos thus allowing you to more easily search, browse subscribed channels and explore Topic tabs instead.
YouTubeの視聴履歴をオンにするメリットの1つは、YouTubeがあなたの興味のあるおすすめの動画を提供できることです。しかし、YouTubeの視聴履歴を消去したり、オフにしたりしたい方もいらっしゃると思いますので、本日より、視聴履歴の設定に基づき、YouTubeでおすすめの動画を表示する方法を変更します(翻訳)
A new viewer experience that better corresponds to your YouTube watch history preferences
YouTubeでは再生履歴を元にホームに表示する動画を決定していますが、再生履歴を保存しないように設定していてかつ過去の再生履歴がすべて削除されている(何も履歴がない)場合には
ホームに表示する動画を選ぶことができないため「再生履歴がオフになっています」と出る仕様に変わったようです。
これまでホームに動画が表示されていたのに突然「再生履歴がオフになっています」と出るようになったという人もいるかもしれませんが、仕様が変わったので仕方がありません。
「再生履歴がオフになっています」を消す方法
![](https://webcovering.com/wp-content/uploads/2023/12/YouTube-2-1-1024x576.png)
毎回アプリを起動したら「再生履歴がオフになっています」と出てうざいと思う人もいるかもしれませんが、ここからは「再生履歴がオフになっています」を消すための方法をいくつか考えてみます。
再生履歴を保存するようにする
これに関しては「再生履歴がオフになっています」と出ているので素直に従って再生履歴をオンにすれば解決です。
ただ、再生履歴を保存したくないからオフにしているという人がほとんどなので、あまり有効な対処法にはならないかもしれません。
再生履歴に1つだけ動画がある状態にする
どうしても再生履歴に何も残したくないという人には向いていませんが、その他の人にはおすすめなのが、「再生履歴に1つだけ動画がある状態にする」という方法です。
これは、一度再生履歴の保存をオンにして、適当に動画を1つ再生し、その後再生履歴の保存を再度オフにします。
再生履歴のオンは簡単で「再生履歴がオフになっています」の「設定を更新」をタップすることで行なえます。
![再生履歴がオフになっています](https://webcovering.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2667-667x1024.png)
再生履歴の保存がオンになったら何でも良いので再生履歴に残る動画を1つ再生します。
後は再生履歴の保存をオフにすれば、OK。
このようにすることで今後再生履歴をオフにした状態で「再生履歴がオフになっています」という表示も消すことができます。
シークレットモードでYouTubeを利用する
次におすすめなのが、シークレットモードでYouTubeを利用するという方法です。
シークレットモードにしている間は再生履歴や検索履歴が残らないようになり、一時的に履歴に残したくない動画を見る場合などに使われますが、シークレットモード中は再生履歴がオフになっています」という表示も消すことができます。
欠点としてはチャンネル登録をしている場合には「登録チャンネル」の欄に登録しているチャンネルが投稿した動画が一覧で見れますが、シークレットモードの場合は見れないという点です。
GoogleアカウントにログインしないでYouTubeを利用する
これも基本的にはシークレットモードでYouTubeを利用するのと変わりませんが、ログインせずにYouTubeを利用すれば「再生履歴がオフになっています」という表示を消すことができかつ動画の再生履歴が保存されることもありません。
欠点は、シークレットモードと同じで「登録チャンネル」欄に動画が表示されない点です。
「再生履歴がオフになっています」の対処法まとめ
ここまで4つの「再生履歴がオフになっています」の対処法を見ていきましたが、以下のようになります。
- 再生履歴が保存されても良い=>再生履歴の保存をオンにする
- チャンネル登録欄の動画は見たいが、「再生履歴がオフになっています」は消したい => 再生履歴に1つだけ動画がある状態にする
- それ以外 => シークレットモード or YouTubeにログインせずに利用する
それぞれ自分の条件にあうやり方で行ってみてください。