メモやwebページの保存、todoリストの作成などEvernoteでは様々な利用方法があり、愛用していという人も多いと思います。
Evernoteは、無料でもあまり制限なしに色々なことで使うことができるので、有料プランに入っていないという人もいるかもしれませんが、有料プランでは、無料プランでできることに加えて様々なことができます。
今回は、Evernoteの有料プランの違いを比較し、どのプランがおすすめなのか考えていきます。
Evernoteの3つのプランの違いは?
Evernoteでは、無料できる「ベーシックプラン」に加えて、月額600円で利用できる「プレミアム」、月1100円で利用できる「Evernote Business」の3つのプランがあります。
以前までは、ベーシックプランとプレミアムプランの間に月360円で利用できる「プラスプラン」というプランがありましたが、2018年4月で廃止となり、上記の3つのプランが現在のEvernoteのプランとなっています。
この3つの違いを表にしてみます。
ベーシックプラン | プレミアムプラン | Evernote Business | |
料金 | 無料 | 月額:600円 年間:5200円 | 月額:1100円 |
できること | ・60 MB の月間アップロード容量 ・2 台の端末にデータを同期 ・Web ページ、画像、PDF をクリップ保存 ・画像に含まれる文字を検索 ・友人や同僚とノートを共有 ・モバイル版アプリにロックを追加 ・サポートはセルフサービス ・ノートをオフラインで使用(デスクトップ版のみ) | ・10 GB の月間アップロード容量 ・全端末にデータを同期 ・Web ページ、画像、PDF をクリップ保存 ・画像に含まれる文字を検索 ・友人や同僚とノートを共有 ・モバイル版アプリにロックを追加 ・サポートの優先対応 ・ノートをオフラインで使用 ・メールを Evernote に転送 ・PDF や Office 文書のファイル内を検索 ・PDF に注釈を挿入 ・ノートをプレゼンテーションに即変換 ・名刺をスキャンしてデジタル化 | ・20 GB の月間アップロード容量+ 2 GB/ユーザ ・全端末にデータを同期 ・Web ページ、画像、PDF をクリップ保存 ・画像に含まれる文字を検索 ・友人や同僚とノートを共有 ・モバイル版アプリにロックを追加 ・専任の担当者によるサポート対応 ・ノートをオフラインで使用 ・メールを Evernote に転送 ・PDF や Office 文書のファイル内を検索 ・PDF に注釈を挿入 ・ノートをプレゼンテーションに即変換 ・名刺をスキャンしてデジタル化 ・シングルサインオン (SSO 認証) ・一元化されたユーザ管理 ・同じワークスペースで共同作業 ・SCIM でユーザのプロビジョニングを自動化 ・「スペース」で情報共有がさらに簡単に。 |
青字にしているのが、下位プランよりも追加でできることになります。
当然ですが、より高いプランになるほどできることは多くEvernote Businessでは様々なことができます。
プランは3つありますが、多くの人が無料プランである「ベーシックプラン」のままかそれとも有料プランの「プレミアムプラン」にするのかで迷っていると思います。
【アップロード容量】ベーシックプランVSプレミアムプラン
ベーシックプランとプレミアムプランの違いは上記の表の通りでできることの違いはありますが、利用する上で大きく変わるのが月間のアップロード容量です。
Evernoteの使い方にもよりますが、Evernoteで写真や動画などもアップロードしているという場合、月間のアップロード容量が60MBではすぐに容量制限になってしまいます。
プレミアムプランであれば月間10GBまでアップロード可能になるので、余程動画などを毎月アップロードするというような使い方をしない限りはアップロード容量を気にせずに使うことができます。
写真や動画などのアップロードはほとんど行わずに、ノートの作成やwebのクリップを中心に利用している場合は、基本的にアップロード容量は気にする必要がないので、ベーシックプランで良いでしょう。
Evernoteで全て完結したいという人にはおすすめできませんが、写真や動画をアップロードするためだけにEvernoteの有料プランを検討しているのであれば、無理にEvernoteに保存せずにGoogleフォトやAmazon Prime Photoなどの写真や動画を何枚保存しても無料で使えるオンラインサービスを利用するのもありかもしれません。

【できること】ベーシックプランVSプレミアムプラン
できることで比較するとベーシックプランとプレミアムプランでは、大きく5つの機能ができるかできないかの違いがあります。(表の青字)
また上記に加えて、端末間の同期機能がベーシックプランでは2端末に対して、プレミアムプランは全端末となっているのも大きな違いです。
EvernoteをスマホやMac、Windowsなど様々な端末で利用しているという人は2台以上使うと1台同期設定を解除しなければいけないので、複数端末でEvernoteを使っている場合はプレミアムプランにするのがおすすめです。
逆にEvernoteをスマホでしか使っていないなど場合は、同期数では、プレミアムプランにする必要がないと言えます。
その他の機能として「メールを Evernote に転送」や「メールを Evernote に転送PDF や Office 文書のファイル内を検索」などがありますが、使い方次第となるので、一度プレミアムプランを使ってみて、あんまり使わなかったという場合はベーシックプランに戻すのもありかもしれません。
まとめ
今回は、Evernoteの料金プランを比較してみました。
基本的にEvernoteは無料プランでもあまり制限なしに色々なことができるので、ライトに使っているという人はベーシックプランのままでも良いでしょう。
一方で今まで以上にEvernoteを活用してみたいと思う人は1度プレミアムプランに入ってみて使ってみるのもおすすめです。