Microsoftから販売されているエクセルはデータ分析などのソフトとして多くの人に利用されています。
エクセルでは、セルの要素数を求めたい場合にCOUNT関数が用意されていますが、特定の条件を満たしたセルの要素を求めたい場合には別の関数を使う必要があります。
今回は、エクセルで条件に合ったセルを数える方法をまとめていきます。
特定の条件を満たすセルをカウントする方法
エクセルでは特定の条件を満たすセルを数える場合にはCOUNTIF関数が用意されています。
使い方は以下となります。
「=COUNTIF(条件の範囲,”条件”)」
実際にCOUNTIF関数を使ってみます。
このような名前とランクの表がある場合に「ランク50以下の人数」を求めたいとします。
今回の場合は条件の範囲がランク、条件が50以下となるので、このようになります。
「=COUNTIF(E4:E10,”<=50″)」
このように5と求めることができました。
複数の条件を満たすセルをカウントする方法
COUNTIF関数を使うことで条件を満たすセルの数をカウントすることはできますが、複数の条件を満たす場合にCOUNTIFS関数が用意されています。
使い方は以下となります。
「=COUNTIFS(1つ目の条件の範囲,”1つ目の条件”,2つ目の条件の範囲,”2つ目の条件”)」
実際にCOUNTIFS関数を使ってみます。
今回はランク50以上かつ100未満の人数を求めてみます。
1つ目の条件がランク50以上、2つ目の条件がランク100未満となるのでこのように書けます。
「=COUNTIFS(E4:E10,”>=50″,E4:E10,”<100″)」
このように2つの条件を満たしたセルの数を求めることができました。
まとめ
今回は、エクセルで条件に合ったセルを数える方法をまとめていきました。
COUNTIF、COUNTIFSはよく使われるので参考に使ってみてください。