2020年末にサポートが終了することが発表されたFlash Player。
脆弱性などもあり徐々に使用しているWebサイトは減っていますが、まだゲームや動画サイトで使用されているところもあり完全にFlash Playerを使わないというわけにもいきません。
前回、ChromeでFlash Playerを有効・無効にする設定方法をまとめましたが、Chrome 69からは一度Flash Playerを有効にしてもChromeを終了するたびにFlash Playerの有効の設定がリセットされる仕様になってしまいました。
そこで今回はChromeのFlash Playerを常に許可する方法についてまとめていきます。
ChromeでFlash Playerを常に許可する方法
では早速ChromeのFlash Playerを常に許可してみます。
Chromeではデフォルトの設定でFlash Playerの設定がリセットされるようになっているのでこの設定をオフにします。
Chromeの検索バーに「chrome://flags」と入力してEnterを押します。
するとこのようなページが表示されます。
ページの上にある検索バーに「Enable Ephemeral Flash Permissions」と入力します。
「Default」から「Disabled」に変更します。
変更すると画面下に「RELAUNCH NOW」と出るのでクリックしてChromeを再起動します。
再起動後、このようになっていればでFlash Playerの設定がリセットされるのをOFF =Flash Playerが常に許可された状態になっています。
常に許可されたか確認する方法
Flash Playerを有効・無効にする方法でも紹介したFlash Playerが有効になっているか確認するページを使ってFlash Playerが有効になっているか、Chromeを終了してもFlash Playerが許可されたままになっているかを見てみます。
まずは、Flash Playerの状況確認というページを開きます。
このページのFlash Playerを許可します。
ページを再読み込みします。
「今すぐチェック」を押すと「Google Chrome には Flash Player があらかじめインストールされており、自動的に更新されます。」と出ているので許可されているのがわかります。
ここまでは【2018年版】ChromeでFlash Playerを有効・無効にする設定と確認方法と同じですが、ここでChromeを終了してみます。
再度Chromeを起動して「今すぐチェック」を押して「Google Chrome には Flash Player があらかじめインストールされており、自動的に更新されます。」と出ればFlash Playerが常に許可されていることが確認できました。
まとめ
今回はChromeのFlash Playerを常に許可する方法についてまとめていきました。
前半で書いた通りFlash Playerは2020年でサポートが終了となるもので脆弱性なども報告されています。全てのサイトでFlash Playerを常に許可するのはあまりおすすめできませんが、普段から利用しているサイトなどで毎回Flash Playerを許可するのが面倒という場合には今回紹介した方法がおすすめです。